レオナルド・ダ・ヴィンチは、画家であり設計・解剖学・彫刻などにも精通した天才的な研究者でもあったようです。皆さんも額縁に入った世界一有名であるとも称される女性の肖像画が、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「モナ・リザ」であることをご存じであるのではないでしょうか。レオナルド・ダ・ヴィンチは、画家としての技術を高めるために解剖学についても熱心に研究を重ね人体への知識を深めていたったそうです。現代にも知られる血管の老化現象をあらわす「動脈硬化」を発見したのがレオナルド・ダ・ヴィンチであったとも言われております。とにかく様々な事柄に精通した万能の画家であったダヴィンチが晩年、制作に没頭したのが世界的に知られる名画「モナ・リザ」です。「モナ・リザ」には、「スフマート」と呼ばれる技法が使われていることも有名です。モナ・リザは輪郭を描かずにこの「スフマート」の技法を用いて描かれていることによって、謎めいた女性を描きだしているとも考えられているようです。もしかすると今後、これほど有名な名画が現れることはないかもしれないとも考えると、本当に世界に唯一無二である存在なのだと改めてダヴィンチのすごさを実感する筆者であります。そのような名画が過酷な歴史を乗り越えて、現代に現存していることは奇跡であると思えてなりません。