サンマルコ大聖堂は、9世紀にヴェネツィアに建てられました。福音書記者聖マルコの聖遺物を祀るためだそうです。何度か改修をされたそうで、今日では、ビザンティン様式に東洋的な趣を併せ持つエキゾチックな外観で観光客の人気を集めています。
内部には、金色に輝くモザイクで埋め尽くされた壮大な円蓋があり、それらの間に小さな窓がいくつもあり、そこから光が入り厳かな雰囲気を盛り上げているそうです。
奥にはテンプロンで仕切られた主祭壇の裏側には、パラ・ドーロという黄金の祭壇衝立が置かれているそうです。パラ・ドーロは、10世紀にコンスタンティノーブルで制作が始まったそうです。
ヴェネツィアに持ってこられてから完成してから、現在の大きさと意匠になったと考えられるそうです。衝立の縁取りの一部は銀が黒く硫化しているそうです。